「子どもに牛乳を飲ませたくないママパパへの処方箋」完結編
「小学校の給食で牛乳を毎日飲むようになってから、何となく子どもの調子が悪い、でもはっきりとアレルギーというわけじゃないし・・・」
とお悩みの方。親の勘は正しい事が多いので、ご心配なら除去の申請をしてみても良いと思います。
今時アレルギー対応には学校も理解がありますので、はっきりと牛乳アレルギーと分からなくても除去出来るケースが多くなってきています。
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◆子どもに牛乳を飲ませたくないママパパへの処方箋
http://ameblo.jp/sei-miya369/entry-10706447074.html
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というわけで、一番量の多い「飲み牛乳」だけを除去して様子を見ることにしたのですが、↓こんな手順で除去の申請が終わりました。
1.学校にアレルギー除去したい旨を伝える(アレルギーの根拠はなくて良い、理由は後述)。
2.学校指定(もしくは行政指定)の用紙があり、それを頂けます。
3.小児科医で記入して貰う用紙と、保護者記入用紙があります。
「飲み牛乳除去」と書いて貰います(文書料がかかります、500円〜2500円くらい)
保護者の用紙には自分で書きます
4.提出して保健の先生や栄養士さんと面接します。
5.除去が始まります。
というわけで、割と簡単でした。
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◆ポイントとコツ「3.小児科で記入してもらう」
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小児科で記入して頂くには、何らかの症状「飲むと気分が悪くなる」「湿疹が出る」「吐き気がする」などなど何か一つでも症状を良く子どもを観察し、見付けておくことが大切です。
なぜなら、今では血液検査結果で診断はしないためです。
摂取して反応が出るならそれが事実だから、それで診断する、が主流と小児科の先生からは聞きました。
なので、症状をそのまま書いて頂くことができました。
書いていただけない場合は、書いていただける先生を探しましょう。
ちょっと面倒ですが数人当たれば誰かしら理解があると思います。
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血液検査で出た結果では、なぜ診断しないのか?
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これは、血液検査の結果と実際の症状が食い違うケースが多いからのようです。
ちなみに重篤なアトピー性皮膚炎と思われるほどの症状(母親が牛乳を飲んだ後の母乳を飲むと、必ず1日半後に、肌がドロドロに溶け、体液が浸出する)が出る我が子ですら、血液検査で「牛乳アレルギー反応」は陰性なのです。
母親がピザを食べた後の母乳を飲んだわが子は、翌日に恐ろしいほど体液が噴き出し、顔がむくむように腫れるほどで、牛乳・乳製品を除去すれば全く反応が出ない、という明らかな因果関係があるのに「牛乳アレルギー反応:陰性」なのです。
そんなわけで血液検査結果と関係がない事は実感していました。
ちなみに母乳経由の方が濃縮されるようで、本人が直接摂取した時よりも症状は重くなります。
(ちなみに、私の腸ももっと浄化すれば牛乳など不自然なものを飲んでも、母乳に移行することなくブロックできるようになるようです。
とはいえ、これは日常的に牛乳が飲めるようになるという意味ではなく、一度程度入ってきてもブロックできるという意味で、その為には、最低限必要なものだけを食べるという玄米菜食のような粗食を続ける必要があります、そして時に断食です)
上の子の時は気付かずに、皮膚が弱いと信じてステロイドなどを3歳頃まで塗り続けましたが、牛乳・乳製品を除去すれば一日強できれいに治ると気付いていれば。。。と悔やまれます。皮膚科通いも体力的に大変でしたし、薬代も一体いくらかかっていたのか、オノンなんて抗アレルギー薬も飲んでいましたしね。
ただし乳児医療無料の年齢でしたので、いくらかかったのかは覚えていません・・・
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◆ポイントとコツ「4.面接」
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学校の保健の先生と栄養士さんと面接をします。
きっと牛乳の危険性や害なんて全く知らない人たちと話をしなければならないのだろう、説明が大変だなぁ〜と思っていました。
何しろ牛乳が完全栄養食だと刷り込まれた世代の人たちと話すのは至難の技だからです。
いくら実例があっても、*体感せずに妄信!*している人たちの概念を覆すのはなかなか大変なものです。
ところが、栄養士の方、保健の先生がすでに
・喘息の子は牛乳を制限すると、調子が良い
という事をご存じでした!!なので話は早かったのです。
たとえ牛乳アレルギーでない子でも、喘息を持っている子は喘息の出やすい時期にはかなり牛乳を厳しく制限する子が多いそうです。
経験的にそれで症状が和らぐことをご存知なんですね。
今は、波動が以前より大分高くなってきていますので、テレパシックなコミュニケーションが可能になりつつあります。
状況をお伝えするたびに、
「あぁ、この子もまた同じなんだわ・・・」
という申し訳なさと悲しみの感情が伝わってきました。
「良かれと思って、牛乳を良質な栄養だと思って、長年やってきたけれど、多くの人に悪いものだったなんて申し訳ない事をしましたね・・・」
翻訳するとこんな感情の波動でした。
一生懸命やっている人がバカをみるような仕組みは、本当に悲しいことです。
今の状況では気付いた人から除去していくのが一番かなと思っているし、あまり悲しみすぎないよう祈り、話を進めました。
既に、学校給食からは、除去食でない通常のメニューからもアレルギーを起こす可能性のある食材をどんどん除去しているとのことでした。
例えば、ピーナッツやマーガリン(トランス脂肪酸)は殆ど出ないし、牛乳も本当に食品中に少し使うだけ。
サラダ油(トランス脂肪酸が疑われるものがある)などもちろん使わず、圧搾製法の質の良い油を使っているなど、工夫に工夫を重ねて対応して下さっている事が分かりました。
子供たちも、良く分かっていて、給食を作ってくれる人たちは全て手作りで本当に体に良いものを作ってくれているんだよ〜!と報告してくれます。
でも根本的な栄養学が間違っていてはその気持ちも無為になるのです。
バランスシートなるものを子どもが持って帰って来ますが、あの通り食べて体調が良くなった人は果たしているのか疑問です。
ですから、妄信するのではなく、あなたの体を使って、体感する事が大切、そのためには意識的に食べることが大切なのです。
具体的にはどうしたら良いのでしょうか?
例えば、ニキビや吹き出物が出たとき、あなたの反応は次のうちどれですか?
1.「なんだか知らないけど」出来ちゃった〜!
2.いつもあっちに出たりこっちに出たり、定期的にいっつも出来てるから、体調のせいだわ・・・
と、根本原因を追及はしない
3.昨日食べた食べ物を思い浮かべて、原因のものがすぐに浮かぶので次回気をつける。
答えは、、言うまでもないですが、
自然の摂理に則った(日本人の体に合った)食事をしていれば出ないのです。
何を食べたっけ?と思い出し、その原因となった食品を体の反応と繋げて、常に感じておくことです。
体はセンサーなので、感じて認識してあげることが大切なのです。
何か測定するものを買っても、測定しっぱなしで分析しなかったら意味がありませんよね。
体にいい!と言われて、その食品を買いあさり、一時ダイエットなどしてみるが効果が出たかは疑問・・・というのでは、ものを買わせたい人たちの戦略に乗っているだけで、自分で何一つ選んでいないので、自分がなぜ病気になったかも分からなくなってしまうのです。
ですから、微細なレベルで体の反応を感じるよう意識することが大切なのです。
それだけで体は変わってきます。ちゃんと意識すれば答えてくれるのです。
思春期のニキビや、大人ニキビも、乳製品を含むものを完全にカットすると一週間もすればきれいになるケースが多いです。
ちなみに、市販のクッキーやパンは、トランス脂肪酸と砂糖を多く含むため、最も食べない方が良い食品です。
ですが私の大好物だったんです〜!!
どうしてやめられたかといえば、やはり少しでも摂取すると母乳を経由して子どもが反応してくれたおかげです。
そのうちに、自分の体が浄化されてくると(腸がある程度浄化されてくると)、
こういったものを食べると翌日肌がくすんでいることがはっきりとわかるようになりました。
ずっとくすんでいると、どの食べものが原因だったかが分からないので、腸を浄化することがまず第一に必要なことです。
トランス脂肪酸は、狂った油と呼ばれ、一滴でも摂らない方が良いと言われています。
ようするに科学的に抽出した安い油などは、変質して、その組成がプラスチックとそっくりな状態になっている、食品とは呼べない組成の油のことを言います。
日本で沢山売られているパンや菓子パン、クッキーなどのスイーツ類に多く含まれていて
気づく人は気づいています。
トランス脂肪酸を摂ると体の免疫機能のバランスが崩されるので、
全身のシグナルが混乱した感じになります。
「欲」で食べ物を食べている間は、
中毒状態なので
本当に好きなものを食べているのか
中毒症状でほしいのか
区別がつかなくなっている状態です。
ですから、精妙な感性を磨くことが大切です。
そうすると欲で食べる満足感は、かりそめのものだったと気付くのです。
ここまで来ると食事制限とは感じず、
自然の摂理に即した物を食べている、というピュアな清涼な空気感の中で生きることになります。
こうなるともう、四つ足の肉や砂糖、乳製品類は、命に関わる時以外口にしなくても大丈夫になるでしょう。
話を戻しますが、保健の先生と栄養士さんとお話をしている中で、アレルギー対応をし続ける中で
「子供に飲ませない方がいい」
のが、はっきりと分かってきても、学校では牛乳を飲ませなければならない・・・
こういった壁のようなものと一生懸命向き合って、子ども達のために出来ることは全てしているのに、アレルギーは増えるばかり、、、という何とも言えないもどかしい感覚が伝わってきました。
事実として、多くの人(特に日本人)には飲ませない方がいいことがはっきり分かっているので、
米国でも分かっているから無脂肪乳、とか低脂肪乳とか、成分調整した牛乳が作られ、日本もそうなっているわけです。
無脂肪でも低脂肪でも、たんぱく質そのものが殆どの人間に合わない事例が多発しており科学的根拠も公になってきています。
気付いた人からやめていき、自然な移行が出来たらいいと思うのです。
とにかく、常飲が良くないのであって一滴たりとも飲ませない!!というのではないのですから。
(本当は一滴たりとも摂取しない事をお奨めしますが、私もたまには楽しみで食べる事があります)
アレルギーの子が増えることで
自然の摂理というものがもう牛乳を人間に飲ませる事は不自然だ!
と、訴えているのですね。
逆に、今、アレルギーで飲めない子は幸せなのかも知れないとも感じました。
ところで、
◆学校給食法からミルクが削除された!
「完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食をいう。」
という一文を削除して欲しいと思っていたら
なんと平成20年に改正されて、削除されている模様!!
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO160.html
良かった〜!
以前、本当に日本人の体に合う給食を開発した学校が、ミルクを支給しないので補助金が下りないという、本末転倒な事例がありましたが、あれは補助金が出るようになったのでしょうか?ご存じの方、良かったらコメントなどいただけたら嬉しいです♪
そんなわけで、ミルクは戦後、アメリカの余剰生産物の消費先として日本が見込まれ政治がらみで栄養学者も加担して広められたもので、真に国民の健康を考えて普及されたものではないことは下記に書いてあります。
◆「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活 [単行本] /鈴木 猛夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894343231?ie=UTF8&tag=studiomworks-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4894343231
とにかく現場の栄養士さんや保育士さん、看護師さん、保健の先生などは、理屈を超えて、事実を肌で理解していると感じました。
まとめると、
自然の摂理に沿った生活が大切で
自然の摂理とは、食性に合った食べものを食べる事で
自然の摂理に則った食べものを食べていると、毎日が快適だということです♪
だから、無理なくやめられてしまうのです。
むしろ、体が清浄で、清々しく
芯から心地よい体で生きることになり
気持ち良くてやめられなくなります♪